
耕作放棄地から、新潟の春の味をめぐらせる。
2026.6.21「よもぎヌーボー」開催レポート

山の恵みを、
畑でつないでいく。
新潟の郷土の味・笹団子は、よもぎを練り込んだ生地が決め手。長く、地元の山で採れたよもぎが使われてきました。
けれど近年、山に熊が出るようになり、よもぎを採りに山へ入る人が減少。当たり前にあったはずの地元産よもぎの確保が、年々むずかしくなっていました。
そこで今年、長岡・与板地域の農家とともに、耕作放棄地を活かしたよもぎ畑を始めました。使われなくなった土地が、ふたたび実りの場所へ。地域の雇用にもつなげながら、里山の恵みを次の世代へ手渡していきます。
与板地域の畑で育てたよもぎを「越後里山よもぎ」と名づけ、ブランドとして育てていきます。よもぎを練り込んだ団子はもちろん、菓子や食品など、さまざまな加工品へとかたちを広げながら、新潟の春の香りを広く届けることを目指します。

その年、いちばん最初に芽を出すよもぎを「一番よもぎ」と呼びます。香りはやわらかく、味わいはまろやか。冬を越えた土の力を含んだ、この季節だけの、いちばんおいしいよもぎです。越後里山よもぎの春は、この一番よもぎから始まります。
畑で育て、商品に仕立て、人へ届ける。里山の恵みが生産から加工、販売へと手をつないでめぐっていく——それが、このプロジェクトのかたちです。
与板の畑でよもぎを育て、収穫する。
よもぎを、団子や加工品に仕立てる。
越後里山よもぎを、人のもとへ届ける。
プロジェクトのお披露目として、その年いちばん最初に芽吹く「一番よもぎ」を味わう一日「よもぎヌーボー」を開きました。一番よもぎを使った団子や菓子の提供、よもぎ農家による栽培と里山の話、管理栄養士によるよもぎの効能の話などを通して、多くの方に春の恵みを楽しんでいただきました。


※ 当日のようすの写真は、後日こちらに追加できます。
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